五智光院

中心伽藍-仁王門、五重塔、金堂、講堂からなる中心伽藍は第二次世界大戦後に再建された鉄筋コンクリート造建築だが、日本の飛鳥時代、高句麗、六朝などの建築様式を加味して創建当時の様式に近付けようとしたものである。

設計は建築史家藤島亥治郎。

金堂本尊は江戸時代の史料には「如意輪観音」とするものが多いが、現在は「救世観音」とされている。

五重塔-初代は593年建立、現在あるものは1959年建立の八代目聖霊院-中心伽藍の東に位置する一画で、「太子殿」とも言い、聖徳太子を祀る。

中心伽藍は鉄筋コンクリート造だが、この一画は木造建築である。

中心にはそれぞれ聖徳太子像を祀る太子殿前殿と同奥殿がある。

奥殿は1979年の完成で、一見法隆寺夢殿に似ているが、夢殿の平面が八角形であるのに対し、この建物の平面は完全な円形である。

また、絵堂には杉本健吉筆の聖徳太子絵伝壁画がある。

六時堂1623年建立。

椎寺薬師堂を移建したもの。中心伽藍の背後に位置する。

堂の手前の「亀の池」の中央にある石舞台は「日本三舞台」の一つとされ国の重要文化財である。
update:2010年02月26日